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犬が草を食べる!これって大丈夫?その原因は?

犬が草を食べても大丈夫?散歩中に道ばたや公園の雑草を食べるワンちゃん。でも、犬が草を食べても大丈夫なのか心配になる飼い主さんは多いと思います。

まず、犬麦のように犬が食べても問題ない雑草もありますが、逆に危険な植物も数多くあります。特にユリ科(ユリ・チューリップ・ヒヤシンス・スズランなど)は毒性が強く、他にもアサガオ、アジサイ、ツツジのように割と身近で見かけるものもあります。一般的に知られていない草花まで挙げたら本当にキリがないほど…。

犬が食べてもOKなのか私達が完璧に見極めるのは、よほどの植物マニアでもない限り難しいのです。また、犬は危険な植物を本能で嗅ぎ分けるとも言われますが、実際にはそんなこともなく、毒性のある植物を口にしてしまい、下痢・腹痛・嘔吐・皮膚炎などを引き起こし、最悪、死にいたるワンちゃんもいます。

加えて除草剤や殺虫剤がまかれている、車の排ガスで汚れている、寄生虫がいるなどの可能性もあります。病気を持った他の犬や動物の排泄物が付着しているかもしれません。食べてはいけない草を判断するのが難しい上に、そのようなリスクもあるわけで、やはり食べさせない方が無難と言えますよね。

犬が草を食べる5つの原因

では、犬はなぜ草を食べるのでしょうか。その原因はいくつか考えられ、それぞれ対策も違います。

1.草を食べるのが好き

単純に草を食べるのが好きなワンちゃんもいます。安全な植物を少量食べるぐらいならいいのですが、先ほど書いたような危険も潜んでいるため、食べ癖をつけないようにしつけることが最善策と言えます。

2.ストレス発散

運動不足、睡眠不足、食事不足、飼い主さんにかまってもらえないなどの理由でストレスがたまり、それを発散するために草を食べるワンちゃんもいるそうです。これも私達の日頃の愛犬に対する接し方で改善できることですね。

3.ビタミン・繊維質不足

普段の食事で不足しているビタミンを補うために草を食べようとするワンちゃんもいます。まずは栄養バランスに優れたドッグフードに替えてみること、また、ドッグフードにキャベツ・ハクサイ・レタス・ニンジン・サツマイモ・カボチャなどの緑黄色野菜を少し混ぜてあげることで行動が抑えられることもあります。

4.異物を吐き出すため

誤飲によって胃の中に異物がある時やグルーミングによって胃の中に毛玉がたまっている時、それを吐き出すために草を食べることがあるそう。先の尖ったイネ科の草を食べてツンツンとした刺激を利用して嘔吐することが多いようです。私達がのどに手を突っ込んで吐き出すのと同じことをワンちゃんもしようとしているわけです。この行動が繰り返し続くようなら、病院に要相談です。

5.胃腸の調子が悪い

胃腸の調子が悪く胸焼けがする時、本能的に草を食べることもあるそうです。特に犬麦やドクダミには整調作用があると言われています。逆にこれらを食べている時は胃腸の調子が悪いというサインの可能性もあるわけで、このケースも早めに病院に相談してみることをおすすめします。

まとめ犬が草を食べる行動は必ずしも深刻な問題につながるわけではありません。でも、やっぱり食べても安全なのかを完全に見分けることは難しく、除草剤付着などの危険性まで考えると食べさせない方が無難です。

ただ、愛犬がしきりに草を食べたがるようなら、胃の中に異物がある、胃腸の調子が悪いといった何らかのトラブルを抱えている可能性もあるので、一度、病院で診察してもらうと安心ですよ。