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カナガンの評判と評価は本当?うちの愛犬にあげた本音のレビュー!

カナガンの口コミ評判と評価は本当?

ペット先進国イギリス産のプレミアムドッグフード「カナガン」。口コミを調べると「食いつきがいい」「毛ヅヤが良くなった」などの良い評判がある一方で「食べない」「ステマだ」といった悪評も見かけます。

確かに、ネットにはカナガンを食べさせたこともないのに大絶賛している情報もあれば、反対に食べさせたこともないのに激しく批判している情報もあります。

実際に試していない時点で、どっちも良くないですよね。そのようなドッグフード紹介サイトの場合、だいたい愛犬の写真がないので判別できます。

私も初めてカナガンを購入する時に思ったのですが「本当はいいの?悪いの?どっちなの?」と迷っている飼い主さんは多そうですね。

というわけで、この記事では大切なワンコ達(白いチワワが上の子で黒いチワワが下の子)に本当にカナガンを食べさせている私が、そのメリット・デメリットを本音でレビューしたいと思います。

カナガンの定期コース

カナガンの特徴がよりつかみやすいように、うちで実際試したことのあるドッグフードと比較しながら評価していきますね。

カナガンチキンの主な特徴(公式情報まとめ)

最初にカナガンの公式サイトから分かる情報を簡単にまとめておきます。

  • 人間も食べられる原材料で作られている(ヒューマングレード)→人間用の食品工場で加工出荷された肉・魚・野菜を使用
  • 人工添加物不使用(無添加
  • 穀物不使用(グレインフリー
  • イギリス産高級平飼いチキンがメインの原材料(動物性タンパク比率60%
  • 全犬種・全年齢対応(生後2ヶ月~)
  • 欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした工場で製造
  • 2017年にクイーンズ・アワード(英国女王賞)を受賞している

安心安全なドッグフードの3つの条件「ヒューマングレード・無添加・良質な動物性たんぱく質がメイン」を全部満たしていますね。

その上で、イギリス産高級平飼いチキンを贅沢に使っていて、他のプレミアムドッグフードと比較すると動物性タンパク比率が60%と非常に高い点、今主流のグレインフリーである点が特徴的です。

あと、クイーンズ・アワードは1965年に設立されたイギリス王室公式の賞で、英ビジネス界でも最高の栄誉と言われているとか。エリザベス女王に表彰されたというのは信頼度高いですね。

カナガン公式サイトはこちら

カナガンチキンの品質評価(原材料分析)

でも、どのドッグフードも公式サイトにはいいことしか載せません。そこでカナガンは本当に安心安全なドッグフードと言えるのか、原材料と成分の表示をチェックしてみます。

●カナガンの原材料
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ

●カナガンの成分
粗タンパク質:33%、粗脂肪17%、粗灰分9%、粗繊維3.5%、水分8.5%、100gあたりエネルギー361kcal

1.怪しい原材料はないか?

市販の安価なドッグフードには、素人目にはよく分からない怪しい原材料を使った商品が沢山あります。メーカーの公式サイトを見ても、そこには触れられていないケースがほとんど。

代表的なのがミール・副産物・動物性脂肪。これらはどんな動物のどの部位が含まれているか全く分かりません。特に副産物は人間が食べられない廃棄物です・・・。

比較的高い値段の有名ドッグフードでも、ミールや動物性脂肪を使っているものは多いですよ。

一方、カナガンの原材料を見ても、怪しい素材は見当たりません。メインで使われているイギリス産平飼いチキンはじめ、全ての食材が明瞭。公式サイトでも1つ1つの原材料について、栄養と効能が丁寧に説明されています。

カナガンは原材料の説明が丁寧

2.酸化防止剤・人工添加物について

有名な人気ドッグフードでも、エトキシキン・BHA・BHT等、健康被害が心配な酸化防止剤を使用している商品があります(※エトキシキンは人間の食品には使用禁止)。

使用基準値以下だから大丈夫と言われても、愛犬が小さな身体で毎日食べ続けることを考えると、本当に将来健康に影響がないのか不安。入ってない方がいいに決まってます。

その点、カナガンではハーブや天然由来のビタミンEが酸化防止の役割を担っていて、酸化防止剤は使われていません。

また、安価なドッグフードによく使われている合成香料や合成着色料も一切含まれていません。

ちなみに合成香料は人工的に犬の食欲をあおる目的、合成着色料は飼い主さんに綺麗に見せる目的で使われます。犬は匂いで食欲をかき立てられるので見た目は関係ありません。

本来、良質な原材料で作られているドッグフードなら、合成香料も合成着色料も使う必要なんてないんです。

というわけで、カナガンは人工添加物を使っていない無添加ドッグフードになっています。安心安全品質と評価できますね。

3.穀物・お肉・野菜について

犬の唾液には消化酵素のアミラーゼがほどんどないので、小麦・トウモロコシなどの穀物を上手に消化できません。

そのため、消化器官に負担がかかったり、アレルギーの原因になったりする恐れが…。本来は犬に穀物は不要、もしくは少量で良いのです。

更に犬は肉食性が強いため、良質な動物性タンパクをたっぷり摂る必要があります。

でも、メーカーとしてはお肉を沢山使うと、どうしてもコスト高になってしまいます。なので、かさ増し目的で穀物の比重を増やしているドッグフードが多いんですね。

原材料表示は使用量の多い順に記載されますが、ワンちゃんに本来必要な栄養を考えたら、小麦やトウモロコシが上位にあるフードはオススメできません。

その点、カナガンは穀物を一切使わないグレインフリーにこだわっていて、メインの原料も完全にお肉(イギリス産平飼いチキン)です。

1番目に骨抜きチキン生肉26%、2番目にも乾燥チキン25%と、ちゃんと由来の分かるお肉が割合まで表記されています。

その他、鶏脂・乾燥全卵・サーモンオイルなどを合わせ動物性タンパクの割合は60%。私がおすすめしている無添加ドッグフード上位3品の中でも特に高くなっています(※モグワン56%、アランズ40%)。

良質な動物性たんぱく質をたっぷり摂れるのがカナガンの強みと言えますね。

また、消化が良く食物繊維豊富なサツマイモを使って(←小麦やトウモロコシより高価なため一般的なドッグフードにはなかなか使われない)腹持ちを良くしているそう。

他に野菜(ジャガイモ・エンドウ豆・ニンジン等)、フルーツ(リンゴ)、海藻、ハーブ(マリーゴールド・クランベリー・カモミール等)がブレンドされており、天然の食材でビタミンやミネラルをバランス良く摂取できますね。

4.カナガンの成分ついて

カナガンには良質な鶏肉が気前よく使われているため、高タンパク高脂質なドッグフードになっています。これは育ち盛りの元気なワンちゃんに最適です。

グルコサミン・コンドロイチンを豊富に含んでいるので、関節が弱いワンちゃんのサポートにもいいと思います。

でも、肥満でお悩みの犬にはもっと脂質が低いフードの方が合いそうです。私がおすすめしている無添加ドッグフードで言えば、モグワンアランズですね(脂質はカナガン17%、モグワン12%、アランズ13%)。

また、シニア犬には高タンパク低脂質なフードが向いています。そのためカナガンと同じく良質なタンパク質が豊富でありながら脂質は低いモグワンの方が最適かなと(タンパク質はカナガン33%、モグワン30%、アランズ22%)。

まとめヒューマングレード、無添加、グレインフリー、良質な動物性タンパク質。不安な原材料は一切なく、情報もしっかり開示されています。ネガティブな口コミも見かけるので不安を感じていた飼い主さんも多いと思いますが、このように間違いなく品質は良いものなんですよね。

あとは実際の食いつきや健康状態が気になるところですね。引き続き、うちのワンコ達のレポートをご覧下さいませ。

公式サイトはこちら

カナガンを実際に食べさせていて感じること

愛犬達

うちのワンコ達は、上の子は1歳後半から、下の子は生後5ヶ月の子犬の頃からカナガンをメインに食べて育ったカナガン犬。超ヘビーユーザーです。

現在は上の子が中年期に差し掛かったのに合わせて、低脂質のモグワンをメインに切り替えていますが、今でも時々ローテーションでカナガンをあげています。

ただ、何度か書いてきた通り、口コミを調査すると「食いつきが悪い」「下痢をした」などの悪い評判もあるため、迷っている飼い主さんも多いのではないかと。

でもうちのワンコ達には1つも当てはまらないので、逆に「え?本当なの?」と思ってしまうんですよね・・・。

特にパピーからカナガンをメインに食べてきた下の子は、5歳の今まで緩いウンチがあったか思い出せないぐらい(←たぶん一度もない)、食欲が落ちたことも一度もない超健康優良児に育ちました(^_^;)

カナガンの食いつきについて

というわけで、ここからは特にカナガンのネガティブな口コミを取り上げながら、私の考えを書いていこうと思います。

まずはカナガンの食べっぷりの動画からご覧下さい。白いチワワが上の子(2.6kg)で黒いチワワが下の子(2.0kg)。茶色いプードルはお友達です。特に下の子の終盤の追い込みに注目して下さい笑

サイズも小粒なので、小型犬が勢い良くがっついても喉につかえることはありません。食いつきは文句なく◎です。

カナガンの匂いと食欲について

というわけで、うちの愛犬達を見る限り「食べない」という口コミについては実感が湧かないのですが、犬の食欲は匂いに強く影響されるので、カナガンの匂いと食欲について触れておきます。

まず、カナガンは深みのある肉臭で私はイヤではありませんが、口コミで見かけるように人間が嗅ぐと「臭い」と感じる方もいると思います。ただ、そもそも犬と人間が好きな匂いって違うんですよね。

品質評価で解説したように、カナガンは合成香料を使ってません。これがお肉たっぷりの素材が生きた匂いであり、人工的ではなく自然にワンちゃんの食欲をそそる香りなんです。うちの子達はカナガンの匂いが大好きです。

でも食いつきが悪い、食べないというワンちゃんの場合、今まで毎日食べていたご飯の匂いが変わって戸惑っている可能性があります。これは「慣れ」の世界ですね。

もう1つは、人間と同じで犬にも好き嫌いがあります。どんなドッグフードでも100%のワンちゃんが飛びつくことはないです。

1週間以上かけて少しずつ慣らしていっても、いっこうに食いつきが悪いようなら、残念ながらワンちゃんの好みではないのかもしれません。

愛犬達の健康状態について

うちも上の子を飼い始めた時は何の知識もなく、ペットショップでおすすめされた超有名ドッグフードのロイヤル・・・(お察し)を食べさせていました。

でも、1歳前後からだんだんと涙やけが酷くなってきました。そこで口コミを調べて効果があると評判だった植物ミール使用のアボ・・・(これまたお察し)をはじめ、いくつかのドライフードを試したのですが、いっこうに改善しない。。。

もう1つ、上の子はお腹が弱いのも悩みで、よく緩いウンチや下痢をしていたんです。

そんな時にネットでカナガンを知り、試してみた流れです。で、切り替えて2カ月程たった頃から、徐々に涙やけが改善していき、今ではすっかり目立たなくなりました。

カナガンを食べる前と食べた後

また、緩いウンチや下痢も、ほぼなくなりました。きっと体質が改善したんだと思います。毛並みも良くなり、手触りもふわふわに。体型も動物病院の先生からベストな状態と言われますし、今のところ病気も全くしてません。

と、ステマでも何でもなく、うちの場合はホントに良いこと尽くしだったので、カナガンをメインのゴハンに選んだというわけです。

ただ、涙やけについては高タンパクが原因になる子もいるようで、友人のワンちゃんがそうでした。うちの上の子も、カナガンより更に高タンパクの超高級ドッグフード「オリジンアダルト」を食べさせたところ、涙やけが増えました。

そんなケースでは低タンパクのアランズナチュラルドッグフードの方が合うかもしれません(粗タンパク質:カナガン33%、アランズ20%、モグワン30%、オリジンアダルト38%)。

また、ワンちゃんの年齢や運動量などによっても、ベストなフードは変わります。カナガンは高タンパク高脂質なので、元気で活発な犬にぴったり。でも肥満でお悩みの子やシニア犬には、より最適なフードがあるかも。

この点については、品質評価の後半で解説しているので再度チェックしてみて下さいね。

下痢をしたという口コミについて

上の子は逆に市販のドッグフードを食べるとお腹をこわすことが多いので、これも実感できないのですが、考えられることを書いておきます。

まず、今までのフードから急に変えると、精神的ストレスや胃腸への負担から下痢をすることがあります。これはカナガンに限らず、全てのドッグフードの切り替え時に言えることですね。

カナガンは良質な原材料で作られたお肉たっぷり高タンパクなプレミアムドッグフードです。今まで穀物メインの安価なレギュラーフードだったワンちゃんにとっては特に激しい変化になります。

切り替え時は以前のフードに少しずつ混ぜながら、1週間以上かけて、ゆっくり慣らしてあげて下さい。

また、カナガンはアレルゲンになりやすい穀物を使用していないグレインフリーですが、中にはチキンアレルギーの子もいます。その場合、かゆみや発疹の他、下痢を起こすことがあります。

これは慣れの問題ではないので、下痢が3日以上続くなら、そもそもカナガンが体質に合っていない可能性があります。獣医さんに相談して、別のフードに変えた方がいいかもしれませんね。

うちで試したことのある無添加ドッグフードの中だと、チキンを含まないのはラム肉ベースのアランズ。カナガンと同じくグレインフリーですし、試してみる価値はあると思います。

カナガン公式サイトはこちら

カナガンチキンの価格評価

プレミアムドッグフードの価格は一般的には1kgあたり1,000円~2,000円が目安と言われています。

カナガンは2kgで税抜3,960円なので1kgあたり1,980円。プレミアムドッグフードの中でも高めのゾーンに入りますね。

そのため「カナガンは高い」という口コミがあるのも仕方のないところ。1kgあたり1,000円以下のドッグフードなら、いくらでもありますから。

ただ、大事なのは値段に見合うだけの価値があるかだと思います。私の場合は、品質とワンコ達の食いつきや健康状態を考えるとコスパに充分満足してます。だからこそ、長年愛犬のゴハンに選んできたんですけどね。

あと、カナガンには定期コースのまとめ買いで最大20%割引があるので、うまくやり繰りすると1kgあたり1,584円まで下がります。定期コースの割引額は次の通り。

購入額 7千円未満 7千円以上 2万円以上
個数 1個 2~5個 6個以上
割引率 10% 15% 20%
1袋当たり 3,564円 3,366円 3,168円
1kg当たり 1,782円 1,683円 1,584円

うちで始めた頃は定期コースに最低3回継続という縛りがあったんですが、現在はなくなりました。万が一、愛犬に合わないと思った時は1回でも解約できます。

解約手続き自体も、マイページにログインして、ごく簡単なアンケート(選択方式)に答えたらボタンをポチッと押すだけ。1分もあれば終わります。

お届け数量も1個から可能(※でも税抜10,000円以上のご購入で送料640円が無料になるため、なるべくなら3個以上がおすすめ)、周期も最長で13週間まで可能とかなり融通がききます。

また、前回届いた分が残っているうちに新しく納品になりそうな時や早く足りなくなりそうな時は、ネットでマイページにログインして、簡単に数量・お届け日・周期を変更できます。

最低3回継続の縛りがあった頃なら単品購入も1つの選択肢でしたが、1回でも解約できるようになった今は定期コース一択ですね。

ちなみにAmazonでは4,600円、1kgあたり2,300円で売られているので、割引のあるカナガン公式サイトからの購入が断然お得ですよ。ご注意を!

最後に、カナガンは少量生産にこだわって鮮度を保っています。そのため購入受付はインターネット限定で行なっていて、スーパー、ドラッグストア、ペットショップ等では取り扱っていません。

カナガン公式サイトはこちら