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無添加ドッグフードの賞味期限と開封後の食べ切り目安

はやくたべてね当然ながら、未開封のドッグフードにも賞味期限があります。私達飼い主としては、できるだけ長持ちする方が便利に感じるかもしれません。

でも、賞味期限が2年以上とかなり長いドライフードには強力な酸化防止剤が使われている可能性もあり、かえってワンちゃんの身体への悪影響が心配。ちなみに、当サイトでご提案している無添加ドッグフードの賞味期限は次の通りです。

賞味期限
カナガン 製造日から18ヶ月
ナチュラルドッグフード 製造日から18ヶ月
ファインペッツ 製造日から18ヶ月
オリジンアダルト 製造日から15ヶ月

いずれも製造日から1年半以内になっていますね。また、未開封でも適切な場所で保管することが大事です。常温で良いのですが、直射日光が当たらず、高温多湿にならない場所に置くようにして下さい。

開封後の食べ切り目安と保管方法

無添加ドッグフードの保存ドッグフードのパッケージに記載されている賞味期限は開封前の期限ですが、開封するとフードが空気に触れるため、酸化は一気に進みます。

酸化が進んだドッグフードは下痢やおう吐を引き起こすばかりか、長期で与え続けると、動脈硬化、ガン、アレルギーなどの深刻な病気につながる危険性も(※ただ、犬は臭いに敏感なので酸化すると食いつきが悪くなるケースが多いと思います)。

ですから、できるだけ早く食べ切ることが大切なんです。各メーカーとも開封後1ヶ月~1ヶ月半程度で食べ切ることを推奨しています。特に夏場は劣化が早いので1ヶ月以内の消費が安心ですね。

同じ製品でも内容量が多いビッグサイズほどグラム当たりの単価が安くなるため、ついコストを優先に考えてしまいがちですが、愛犬の健康を考えたら無理は禁物。1日あたりの給餌量から計算して開封後1ヶ月~1ヶ月半程度で消費できるサイズの購入をおすすめします。

どうしてもそれ以上の時間がかかってしまう場合は、開封したら素早くジップロックのようなジッパー付きのビニール袋に小分けにして保管するのも1つです。開封の回数が少なくなる=空気に触れる回数が少なくなるので、劣化のスピードを遅くすることができます。

また、冷蔵庫での保存は出し入れの際の温度変化が大きいため、フードの表面に結露が発生してカビが生えやすくなります。やっぱり、開封前と同じように常温で直射日光や高温多湿を避けた場所で保管するのが良いですね。