年齢層別のドッグフードの与え方 – 食事量と食事回数はどうする?
犬のライフステージ(年齢層)は大きく成長期、成犬期、高齢期に分けられますが、それぞれの時期に応じて適切な食事量や食事回数をコントロールしてあげるのは私達飼い主の大切な役目ですね。
このページに書かれていること
成長期のドッグフードの与え方
子犬(パピー)は成犬の体の土台を作る大切な時期。骨や筋肉の健全な成長を促すよう、栄養価の高いドッグフードを選んで下さい。ただ、一方で胃袋は小さく消化吸収の能力も未発達ですから、その点に配慮した与え方をしなければなりません。
まず、生後4ヶ月頃まではドッグフードをお湯でふやかしてあげます。体重に応じた適切な食事量(給餌量)を1日3~5回に分けて与えて下さい。
そして徐々にふやかす時間を短くしながら、4ヶ月頃にはそのままで食べられるように慣らしていきたいですね。
4ヶ月以降は、引き続き栄養価の高いドッグフードを1日2回~3回に分けて与えます。全年齢対応(オールライフステージ)ではない子犬用のドッグフードの場合は、11ヶ月を過ぎた頃から1週間~10日程かけて、少しずつ成犬用フードに切り替えていきましょう。
成犬期のドッグフードの与え方
1歳からは成犬用のドッグフード(理想は良質なお肉がメインの無添加ドッグフード)を1日2回に分けて与えます。
1日1回という与え方もありますが、空腹時間が長くなる上に1度の食事で多くの量を食べることになります。これは消化器官への負担が大きくなるため、やはり1日2回がおすすめです。
高齢期のドッグフードの与え方
小・中型犬の高齢期は7、8歳以降が目安。運動量も減り、代謝も落ちてくるので消費エネルギーは減ります。給餌量を減らしたり、低カロリー高たんぱくのドッグフードに切り替えてあげたりの対応が必要ですね。食事回数は1日2~3回。
このようにそれぞれの年齢によって、適切な給餌量を適切な与え方で食べさせてあげることが大切。そして、何よりも成長期~成犬期にかけては特に、栄養たっぷりの安心安全なドッグフードをしっかり選んであげることが、その後のワンちゃんの健康につながりますよね。