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モグワンドッグフードの口コミ評判と評価は?カナガンと比較しながら本音レビュー!

モグワンドッグフードの評判と評価
そもそも私がモグワンに興味を持ったきっかけは、イギリスのカナガンスタッフと日本の会社レティシアンの開発チームが共同で作った商品だと聞いたことでした。

カナガンはうちのワンコ達に一番いいと思って食べさせてきた無添加ドッグフード。そこに日本人の感性がプラスされたと聞けば期待しちゃいます。モグワンという商品名も日本的でかわいいですし。

でも、モグワンの口コミを調査すると、良い評判ばかりではなく「食いつきが悪い」「ステマだ」などのネガティブな声もあるため、本当はどうなの?と混乱している飼い主さんも多い気がします。

確かにネットには実際に試したことがないのに大絶賛している、逆に悪評を広めているドッグフード紹介サイトもあるので、実態がつかみにくい面があると思います。

というわけで、この記事では今、愛犬達の毎日の食事にモグワンを与えている私が、そのメリットとデメリットを本音で評価してみました。大切なワンちゃんのゴハン選びの参考になれば幸いです。

特徴をより分かりやすくするため、うちで試したことのあるドッグフード達、主に以前メインで与えていたカナガンと比較しながらレビューしますね。

モグワンドッグフードの主な特徴

まず最初に公式サイトの情報から、モグワンの主な特徴を確認しておきます。

  • カナガンと同じイギリスのGAペットフード・パートナーズ社の工場で生産(国際規格SAI GLOBALのランクA取得工場)
  • ヒューマングレード(人が食べる基準と同等の原材料)
  • 無添加(合成添加物不使用)
  • チキン生肉と生サーモン使用(動物性タンパク質の割合50%以上)
  • 穀物不使用(グレインフリー)
  • 動物栄養管理士の手作り食レシピが生かされていて、野菜・フルーツもたっぷり配合
  • 全犬種・生後4ヶ月以上対応

当サイトで提案している安心安全なドッグフード3つの条件、ヒューマングレード・無添加・犬に適した栄養バランス(良質な動物性たんぱく質がメイン)は当然クリアしています。

また、公式サイトでトッピングごはんが提案されているのは他のドライフードにはあまりない特徴で、トッピング派の飼い主さんにも響く訴求になっていると思います。

モグワン公式サイトはこちら

モグワンドッグフードの品質評価

それでは、モグワンの品質を掘り下げて見ていきましょう。原材料と成分表示は以下の通り。

●モグワンの原材料
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌

●モグワンの成分
粗タンパク質30%、脂質12%、粗繊維3%、粗灰分8%、水分8%、100gあたりエネルギー363kcal

原材料表示は含有量の多い順に表記されますが、例えば、上の白い子を飼い始めた時に与えていたロイヤルカナンの場合、最初に来るのが穀物の「米、トウモロコシ」。

その後に「肉類(鶏・七面鳥)」「動物性脂肪」などのイマイチ由来がはっきりしない動物性タンパク質源の表記が続きます。

でも、犬は穀物の消化が苦手であり、特にトウモロコシ・小麦は消化不良やアレルギーの原因になりやすい素材です。

にも関わらず、それらが多くのドッグフードの原材料表示の上位に表記されているのは安価でかさ増しできるため。

本来、肉食である犬のゴハンに最も多く使われるべきは動物性タンパク質源。それもミール・副産物・動物性脂肪のようにどんな動物が入っているか分からない曖昧なものではなく、人間も食べられるレベルで由来のはっきりしたお肉が理想です。

その点、モグワンの場合、イギリス産平飼いチキンとスコットランド産サーモンという産地まで明確なお肉が全体の56%を占めていて、この2つが完全にメインの原材料。

良質な動物性タンパク質をたっぷり摂れるのが、モグワンの大きな魅力の1つですね。

と同時に「手作り食のような」というコンセプト通り、サツマイモ・エンドウ豆・トマト・カボチャなどの野菜、バナナ・リンゴ・クランベリーなどの果物も贅沢に使われているのもモグワンの特徴。

モグワンの野菜とフルーツ

更にミネラル・ビタミン豊富な海藻、消化吸収に優れた中鎖脂肪酸を含むココナッツオイルなど、私達人間も注目の健康食材がバランス良くブレンドされています。

一方で先程も触れたように穀物は不使用。今主流のグレインフリーですね。もちろん合成香料・合成着色料・酸化防止剤(BHA・BHT・エトキシキン等)といった健康に不安を感じる人工添加物も一切見当たりません。

ひいき目なしに、栄養バランスの面からも安全性の面からも、極めて信頼性の高いドッグフードと評価していいと思います。

モグワンとカナガンの原材料の違いは?

モグワンとカナガン

モグワンの原型になったと思われるカナガンの原材料と比較してみると…

●カナガンの原材料
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ

●カナガンの成分
粗タンパク質:33%、粗脂肪17%、粗灰分9%、粗繊維3.5%、水分8.5%、100gあたりエネルギー361kcal

同じイギリス産の平飼いチキンが使用されている点、消化がよく食物繊維豊富なサツマイモが使用されている点、海藻やハーブが効果的に使われている点、穀物不使用、無添加などの類似点が数多くあります。

でも大きな違いはモグワンには魚(サーモン)の肉が使われているところ。サーモンは低アレルギーで、アスタキサンチン(老化や病気の一因になるサビと戦う働きで注目の成分)を多く含む食材です。

鶏肉に特化したカナガンに対して、サーモンが使われているためか、成分表示を見るとモグワンの方がかなり低脂質。肥満にお悩みのワンちゃんの他、シニア犬にもモグワンの方が合うと思います。

また、モグワンにはバナナ、パパイヤ、カボチャ、トマト、ショウガ、アスパラガスなど、カナガンには使われていないフルーツや野菜も多く含まれています。

簡単に言ってしまうと、特にお肉重視のカナガン(動物性タンパク質の比率はモグワンより高い60%)、お肉と野菜・フルーツの栄養バランス重視のモグワンという感じですね。

モグワン公式サイトはこちら

モグワンを実際に与えてみた評価

ここからは、実際にモグワンを食べている愛犬達の様子をレビューします。口コミの評判、特にネガティブな評判を取り上げながら、本当のところどうなのか私の考えも書いておきますね。

愛犬達の食いつき評価

まずは言葉で語るより、うちの子達(白いチワワと黒いチワワ)の食べっぷりの動画からご覧いただくのが早いと思います。

ネットの口コミには「食いつきが悪い」「食べない」という悪評もありますが、うちの子達を見る限り、全然そんなことありません。以前メインで与えていたカナガンに全く引けを取らない食欲です。

粒の形状・大きさもカナガンと同じ規格で、ワンコ達も違和感なく食べています。小粒なので小型犬も心配なし。下の子(2kgの黒いチワワ)も喉につっかえることなく早食いします。

モグワンのニオイと食欲について

「モグワンは臭い」という口コミもありますが、確かに匂いは強めだと思います。カナガンは深みのある匂いで、モグワンはそこに魚系の香ばしい風味が混ざっている感じ。

ただ、そもそもドッグフードの匂いって、人間がスゴく美味しそうと感じるものじゃない気がします。犬と人では好むニオイが違いますので・・・

特にモグワンは市販の多くのドッグフードと違い、合成香料を使ってません。これが素材の本来の香りです。良質な素材を使っているから、人工的に匂いを調整する必要がないんだと思います。

カナガンもそうなんですが、実はこの素材本来の香りこそが犬が自然に食欲をかき立てられるニオイなんですよね。

あと、ドッグフードの臭いがそのまま口臭に出るわけじゃありません。モグワンを食べさせて、もう半年以上経ちますが、上の子も下の子も口臭は気になりません。

もちろんフードと関係なく、毎日欠かさず歯磨きをしている効果もあるかもしれませんが(^_^;)

犬も歯磨き大事!

口臭の原因の1つは、ミール・副産物・動物性脂肪などの粗悪な原材料、小麦・トウモロコシなどの穀物による消化不良です。モグワンにはそのような素材が一切含まれていないので安心かと。

もし本当に食いつきが悪いなら・・・

うちは2匹ともガツガツ食べるので実感が湧かないのですが、もし「食いつきが悪い」「食べない」というワンちゃんがいるなら、それは魚(サーモン)の匂いに慣れていないせいかもしれません。

好き嫌いがあるのは人間だけじゃなく犬も一緒。モグワンの食いつきが良くない子には、鶏肉に特化したカナガンの方が合う可能性があります。うちの子達はカナガンも大好きです。

また、中にはチキンアレルギーのワンちゃんもいるので、その場合はラム肉ベースのアランズナチュラルドッグフードがいいかも。下の子の食いつきはモグワンとほぼ変わりません。上の子はモグワンやカナガンの方が好きみたいですけどね。

万能なドッグフードはないってことだと思います。

モグワンの給餌量について

ドッグフードの給餌量はグラム当たりのカロリー量の他、ワンちゃんの年齢や運動量などによっても変わります。

うちの場合、1日当たりのベストなモグワン給餌量は、2.6kgの上の子で約45g、2.0kgの下の子で約35g。これを基本にしながら、月1回程度体重を測り、その結果によって微調整しています。

これはカナガンとほとんど同じ給餌量ですね。でも、例えばファインペッツやオリジンのようにグラム当たりのカロリーが高いと、器がスカスカに見える少量しか与えられず、ちょっと気の毒になってしまいます。

コスパ的には必要なカロリーを少量で摂取できるフードの方がいいという選択もありますが、うちの子達はお皿を置くと一気に完食…。

量が少ないとあっという間に食べ終えてしまうので食後の満足感が心配なんですよね。1日の適正な摂取カロリーは犬それぞれで決まっているので、量を増やすわけにもいきません。

安心安全なドッグフードを少しでも多く食べさせてあげたいという点で、モグワンは給餌量もちょうどいいと感じています。

愛犬の健康状態について

もともと上の白い子は市販の有名ドッグフードをいろいろ試した後、結局カナガンに替えてから、涙やけと毛づやが改善しました。

涙やけの改善

また、同じく上の子はお腹が弱くて、下痢することが多かったのですが、カナガンに切り替えてから、ほとんど軟便がなくなった経過があります。下の子は何食べても平気なんですけどね。

なので、カナガンからモグワンにして何か大きな変化があったかと言えば、特別ないです。そのままの良い健康状態を維持できている感じですね。

モグワンで下痢をしたという口コミも見かけますが、うちの場合はむしろ市販のフードより、ずっと体調がいいのでイマイチ実感できず・・・。

ただ、どんなドッグフードでも切り替える時は、以前のブランドに少しずつ混ぜながら1週間以上かけて徐々に慣らしていくことが推奨されています。

それをいきなりスパッと切り替えてしまうと、ストレスや胃腸への負担からお腹をこわすことがありますよ。

また、今までが質の悪いドッグフードだった場合、体の中の悪いものが排出される課程で下痢を起こすこともあると聞きます。これは体が良い方向に向かっている好転反応(デトックス)ですね。

あとはモグワンに含まれている原材料の何かにアレルギー反応を起こしている可能性でしょうか。先程も触れたようにチキンアレルギーの子もいます。

品質評価で解説したように、モグワンは安価なドッグフードの多くに使われているような不明瞭な原材料・合成添加物・小麦やトウモロコシなどの穀物は一切使われておらず、人間も食べられるレベルの食材で作られた安心品質です。

繰り返しになりますが、それでも万能なドッグフードはないんですよね。万が一、3日以上下痢が続くようなら、モグワンが合わない可能性の他、別の病気の可能性も考えて、獣医さんに相談してみることをおすすめします。

ちなみに上の子はペットホテルに預けると、そこで与えられた市販のドッグフードで、だいたい下痢します・・・。なので現在は、預ける時のゴハンは必ずウチで用意してお願いするようにしてます。

モグワンの使い勝手について

細かい点ですが、ジッパー部分がよくある細いタイプではなく幅広で、とっても閉めやすい。他のドッグフードも採用してくれればいいのにと思うぐらいです。この辺り、日本人らしい細やかな配慮を感じます。

モグワンのジッパーは閉めやすい♪

また、裏面表示も英語と日本語が併記されている他の輸入品と比較すると、私達が見てとても分かりやすい記載になってます。ここも犬には関係のないところですが、飼い主として好感が持てますね。

モグワンのパッケージ裏面

モグワン公式サイトはこちら

モグワンドッグフードの価格評価

モグワンは1.8kgで税込3,960円。1kgあたり単価は2,200円です。

「値段が高い」という口コミもあり、確かに「安かろう悪かろう」なドッグフードは山ほどある中では、そう感じる飼い主さんもいると思います。

でも、モグワンの品質と実際に食べている愛犬達の健康状態を考えると、私的にはコスパに納得してます。

ただ、カナガンは2kgで税込3,960円、1kgあたり単価1,980円です。モグワンの方が食材や包装にコストがかかっているのかもしれません。

給餌量はほとんど変わらないので、年間の餌代はモグワンの方が10%ほど高くなる計算です。例えば、カナガンで年間3万円かかるなら、モグワンの方がプラスで3,000円ぐらい多くかかるってことです。

私はモグワンの栄養バランスにより魅力を感じているのと、上の子が6歳になったのでそろそろ低脂質がいいかなと思い、モグワンをメイン、カナガンをサブでローテーションしてますが、食費の負担を少し抑えたい方にはカナガンの方がおすすめですね。

モグワンにはカナガンと同じく定期コースとまとめ買いで最大20%割引になる制度があります。給餌量とお届けの周期を考えて、うまくやり繰りすると最大1kgあたり単価1,760円まで下がります。

定期コース申し込み時の割引額は次の通り。送料は全国一律640円ですが、税抜10,000円以上の購入で無料になるので、できれば3袋以上のまとめ買いがおすすめですね。

購入合計額 7千円未満 7千円以上 2万円以上
個数 1個 2~5個 6個以上
割引率 10% 15% 20%
1袋当たり 3,564円 3,366円 3,168円
1kg当たり 1,980円 1,870円 1,760円

解約・周期と届け日の変更も簡単

ただ、初めて申し込む時に不安になるのが「定期コースにしたら、解約するのが面倒臭いのでは?」という点だと思います。

ネットのお買い物でありがちなトラブルですよね。でも、モグワンなら、そんな心配は必要ありません。

まず、以前は定期コースには最低3回以上継続という縛りがあったのですが、現在はなくなりました。フードが合わないと思えば1回でも解約できます。

解約手続きも本当に簡単です。マイページで、解約理由を選択してボタンを押すだけ。これですぐに配送もお支払いの引き落としも止まります。1分もあれば終わる作業ですね(※次回お届け日の7日前まで変更可)。

モグワンの定期コース解約ページ

また、おうちに在庫がまだある時、反対に思ったより早く在庫がなくなってしまいそうな時はやはりマイページで簡単に個数・お届け日・配送周期の変更が可能です(※次回お届け日の7日前までに変更可)。

モグワンのお届け日・周期変更画面

このように定期コースの解約手続きも個数・届け日・周期の変更手続きも、とっても簡単。お申し込みは単品購入よりも割引のある定期購入の方が絶対おすすめですよ。

ちなみに、Amazonでは4,600円(1kgあたり単価2,300円)で販売されているため、割高になってしまいます。モグワン公式サイトからのご購入が断然お得なので注意して下さいね。

もう一点、ネットでは今でもまだ「1日1000名様限定!初回半額お試しキャンペーン」の情報を見かけますが、そのキャンペーンは2019年11月に終了しているので、合わせてご注意を・・・。

モグワンの評判と評価について総まとめ

まとめモグワンはカナガンを日本向けにうまくブラッシュアップしたようなドッグフード。なぜか悪評もあるのですが、少なくとも、うちの子達にとっては最良の無添加ドッグフードだと思っています←これもステマと言われてしまうのかもしれませんが・・・(^_^;)

ただ、価格は私が試したことのあるプレミアムドッグフードの中でも少し高めなのは事実です。

選び方としては、特に栄養バランス重視ならモグワン、コスパ重視ならカナガンがいいと思います。もう1つはシニア犬なら低脂質のモグワン、育ち盛りの活発なワンちゃんには高脂質のカナガンという選択もありますね。

公式サイトはこちら