ドッグフードの種類を知りたい!基本的な分類方法
ショップやインターネットでは本当に色々な種類のドッグフードが売られていますね。でも、特に初めてワンちゃんを飼う時には、どれを選んであげたらいいのか、よく分からないと思います。
そんな時、基本的な分類で整理しながら売場を眺めたり、商品パッケージに記載された表示を見たりするだけでも、愛犬に合ったドッグフードを絞り込みやすくなりますよ。
このページに書かれていること
ドッグフードの基本的な分類
では、必ず押さえておきたい基本的な分類方法を2つ紹介します。
目的による分類
ドッグフードはペットフード公正取引協議会の栄養基準によって総合栄養食、間食(おやつ、スナック)、その他の目的食の3種類に分けられます。
1.総合栄養食
これと水だけで健康を維持できる栄養バランスを持ったドッグフード。「総合栄養食」と表示するためには、ペットフード公正取引協議会が提示している栄養基準を満たす必要があります。健康なワンちゃんの毎日の主食になるもので、当サイトで提案しているのも総合栄養食です。
2.間食(おやつ・スナック)
オヤツやしつけのご褒美に与えるフード。栄養基準は特になく、本来は与える必要もありません。1日に必要なエネルギー量の20%未満に抑え、与えたら、その分主食を減らします。ガム・クッキー・ボーロ・チーズ・ジャーキー等があり「間食」「おやつ」「スナック」と表示。
3.その他の目的食
総合栄養食、間食以外のフード全般。「一般食」「副食」「カロリー補給食」「栄養補完食」「特別療法食」「ペット用サプリメント」などの表示があります。主食に添えるトッピングやサプリメント、病気のワンちゃんのための特別療法食など。
水分含有量による分類
水分含有量によって、ドライタイプ、ソフトドライタイプ、セミモイストタイプ、ウェットタイプの4種類に分けられます。あくまで水分を基準に分けているので、例えばドライタイプの中に総合栄養食もあれば、おやつもあるということですね。
1.ドライ
水分10%以下。加熱発泡処理されたカリカリの固形フード。乾燥しているため長期保存に向いている、噛む力が鍛えられる、ウェットフードに比べて歯垢の原因になりにくい等のメリットがありますが、合わせて新鮮なお水をしっかり用意してあげることが大切です。
2.ソフトドライ
水分10~35%程度。加熱発泡処理されたフードで、湿潤調整剤でしっとりさをキープ。
3.セミモイスト
水分25~35%程度。発泡処理されていないフードで、湿潤調整剤でしっとりさをキープ。
4.ウェット
水分80%以上。缶詰やパウチに入った柔らかいフード。嗜好性が高く、噛む力が衰えた犬や食欲の落ちた犬にも食べやすいメリットがありますが、反面、食べかすが残りやすく歯垢の原因になりやすい、噛む力が弱くなる、保存がきかないなどのデメリットも。
他にも、総合栄養食を更に原材料や価格でプレミアムフードとレギュラーフードに分ける、成長期向け・成犬期向け・高齢期向け・全年齢向けのようにライフステージごとに分ける、添加物の使用状況で合成添加物使用か無添加かで分けるなどの方法もあります。
このようにドッグフードの分類の仕方を知っていると、どこにポイントを置いて商品を見れば良いか分かってくると思います。
最近はコンビニにもドッグフードが置かれていますが、表示を見ると「間食」がほとんど。間食だけではワンちゃんの栄養が偏ってしまいますから、毎日の主食には必ず「総合栄養食」の表示があるものをあげて下さいね。
ちなみに、当サイトでは総合栄養食・ドライ・プレミアムフード・無添加の4つ全てに当てはまる商品を対象に品質を調査し、安心安全なドッグフードをご提案しています。