1. ホーム
  2. 有名ドッグフード本音評価
  3. ≫アボ・ダームは本当に安心安全?口コミ評判は?本音で評価!

アボ・ダームは本当に安心安全?口コミ評判は?本音で評価!

アボダームアボ・ダームはアボカドの豊富なビタミン・ミネラルの力でワンちゃんの健康的な皮膚・被毛を維持するという、他と差別化されたコンセプトのアメリカ産総合栄養食。公式サイトには涙やけや体臭・口臭の改善にも有効と書かれています。

うちでは最初、上の子にロイヤルカナンを与えていたのですが、涙やけがひどくなってきたのでペットショップに相談。そこで薦められたのがアボ・ダームオリジナルで、3カ月程与えていました。

今回はその体験も踏まえて、アボ・ダームオリジナルビーフ(Amazonで2.4kg2,840円=1kg当たり1,183円)は本当に安心安全なドッグフードなのか、公式サイトがうたっているように本当に毛並みが美しくなり、涙やけも改善したのか、本音でレビューします。

アボ・ダームの原材料を本音評価

それではアボ・ダームオリジナルビーフの原材料表示を見てみます。

●原材料
ビーフミール、玄米粉、オートミール、米粉、亜麻仁、アボカドミール、トマト繊維、鶏脂肪、ナチュラルフレーバー、塩、塩化カリウム、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンD3、ビオチン、葉酸)、ミネラル(硫酸亜鉛、アミノ酸亜鉛キレート、硫酸鉄、硫酸マンガン、アミノ酸マンガンキレート、硫酸銅、アミノ酸銅キレート、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、海草、ニシン粉、アボカドオイル、ローズマリーエキス、セージエキス、パイナップル、納豆菌発酵抽出物、アスペルギルス・オリゼー発酵抽出物

●成分
タンパク質21.0%以上、脂質11.0%以上、粗繊維4.0%以下、灰分7.0%以下、水分10%以下

【合成着色料なし・香料なし・酸化防止剤なし】

ネットには古い情報も残っていますが、2015年のリニューアルで原材料表示のトップだった全粒小麦粉は使われなくなりました。小麦粉はワンちゃんのアレルギーの原因になりやすい素材ですから、これは歓迎すべきですね。

ということで、現在一番目に記載されているのは動物性たんぱく源のビーフミールです。「ミール」は粉の状態で工場に持ち込まれるもので、好ましくないイメージがありますが、ミートミールのようにどんな動物のどんな部位が入っているか分からないものとは違ってビーフ(牛)と特定されています。

良質な素材から作られたミールと信じたいところですが、これぐらいの価格帯なら、はっきり由来の分かるお肉を使ったドッグフードもあるだけに、ちょっと微妙な感じはしますね。

売りのアボカドはアボカドミール、アボカドオイルという形で使われています。そもそもアボカドは犬に与えてはいけない食べ物と言われていますが、その点は安全な果肉とオイルのみを使用しているとのことで心配ないようです。実際、うちの子も体調を崩すことはありませんでした。

ただ、後に触れるように、アボカドの効果は正直感じられず。そもそも原材料表示の中でも6番目ですから、前面に押し出している割にはこれもまた微妙な感じですね…。

ナチュラルフレーバーもちょっと気になるところです。これは食欲をあおるための香り付けと考えられ、本来良質な原材料を使っていれば必要ないものです。

酸化防止はビタミンC・ビタミンEで行っていて、BHAのような発がん性のある素材は含まれていません。全体として特別安全性に疑いのある材料は入っていないと思います。

実際に与えてみた感想

まず、食い付きはついては、うちの子は何でもパクパク食べることもあり(^_^;)悪くありません。

ただ、口コミの評判から期待した涙やけの改善については効果が現れませんでした。むしろ、良質な動物性たんぱく源をたっぷり含むカナガンに変えた今の方が目立たなくなっています(参考:涙やけに効くドッグフードってあるの?)。

また、毛ヅヤが良くなったという口コミもありましたが、涙やけと同じく、切り替えた今現在の方が効果が実感できています。この辺りはワンちゃんによって個体差があるのかもしれません。

アボ・ダームオリジナルの評価総じて、特別危険な素材は使っていないものの、ワンちゃんにとってベストな栄養を持った総合栄養食かというと、他により良い商品があるだけに疑問です。期待した涙やけの改善も、うちの愛犬には効果が見られず。毛ヅヤについても同様でした。

動物性たんぱくが強すぎるワンちゃんには合っているのかもしれませんが、うちは育ち盛りの栄養も考えて、結局、3ヶ月で切り替えてしまいました。

私のおすすめ無添加ドッグフード