ゴン太のふっくらソフトは本当に安心安全?口コミ評判は?本音で評価!
ゴン太のふっくらソフト「成犬用」は税込で3kg800円(Amazon)、1kg当たり267円で販売されている、国内産の総合栄養食です。柔らかい食感の半生タイプのドッグフードですね。
製造販売は株式会社マルカン。犬猫向けのフードから用品(ケージや玩具など)まで、更には小動物、昆虫、鑑賞魚向けのエサや用品まで幅広く取り扱う総合ペットフード&用品メーカーです。
「ゴンゴンゴン太のささみジャーキー♪」のCMでご存じの方もいらっしゃるかも。
ドッグフードとしては半生タイプとスナック(おやつ)を多数取りそろえているのが特徴で、「ミンチスペシャル・STYLES・デリシャスカット・ナチュラハ」の5シリーズもマルカンのブランドです。
では、ゴン太のふっくらソフトは安心安全なドッグフードと言えるのか?本音で評価していきますよ。
ゴン太のふっくらソフトの原材料を本音評価
ゴン太のふっくらソフト(成犬用)の原材料表示はコチラ。早速チェックしていきます。
●原材料
穀類(小麦粉等)、肉類(チキン等)、糖類、いも類(さつまいも等)、野菜類(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草等)、ミネラル類(リン酸カルシウム、塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウム、硫酸鉄、炭酸亜鉛、硫酸銅、炭酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、品質保持剤(プロピレングリコール)、増粘安定剤(グリセリン)、保存料(ソルビン酸カリウム)、アミノ酸類(L-リジン塩酸塩)、ビタミン類(コリン、E、C、ニコチン酸、パントテン酸、A、B6、B1、B2、葉酸、B12、D)、pH調整剤、酸化防止剤(エリソルビン酸ナトリウム、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、着色料(二酸化チタン、黄5、赤106、黄4、青1)
●成分
タンパク質13.5%以上、脂質3.4以上、粗繊維3.0%以下、粗灰分11.0%以下、水分33.0%以下
【合成着色料あり・香料なし・合成保存料あり・合成酸化防止剤あり】
表記順でみると、主原料は犬に最も必要な動物性たんぱくではなく「穀類(小麦粉等)」になっています。これは激安ドッグフードあるあるですね。
また、保存料には「ソルビン酸カリウム」、酸化防止剤には「エリソルビン酸ナトリウム」の記載が。
危険な合成酸化防止剤として、よく挙げられるエトキシキン・BHA・BHTではないものの、ともに安全性に不安のある合成添加物です。
少量でも効果が大きいため価格を抑える目的で使われているのだと思いますが、身体の小さな愛犬に毎日食べさせることを考えると避けたいものです。
更には合成着色料もふんだんに使われています。特に赤色106号はアメリカなど多くの国で人の食品添加物に使用が禁じられている危険な着色料ですよ。
もう1つ、原材料表記全体を見て気になるのが「等」という曖昧表記が頻繁に使われている点。何が入っているか分からず、不安が残ります。
犬にとって大切な動物性たんぱく質も「肉類(チキン等)」になってますね。
肉類には廃棄処理された哺乳類の繊維や肉(骨・頭・くちばし・羽毛・腸内に残った糞尿)、畜産副産物(死んだ動物・病気の動物・障害のある動物)など、人間が口にできない低品質な肉が含まれている可能性もあるんです。
良質なドッグフードの場合、例えばカナガンなら「骨抜きチキン生肉〇〇%」「乾燥チキン〇〇%」アランズなら「生ラム肉」ファインペッツなら「鶏肉・鶏レバー」といったように、どんなお肉かはっきりと表示されていますよ。
ゴン太のふっくらソフト(成犬用)は、特にTVCMも見かけるため、すぐに安心のブランドだと思ってしまいがちです。でも原材料を見ると、安全なドッグフードとは言えません。特に合成添加物や不明瞭な原材料が多く使われている点が心配ですね…。